広く考えよう―対戦相手のボクサーにも目の不自由な妹がいたら?

だいぶ前にとっていた「シリーズ未来をつくる君たちへ 〜司馬遼太郎作品からのメッセージ〜」の第2回「信念を貫いて生きる 〜黒鉄ヒロシが語る勝海舟〜」をようやく見ました。 その中で、黒鉄ヒロシさんが語っていた固定観念の話が面白かったと言うか、確か…

文化としてのサッカー

文化としてのサッカー「FOOT×BRAIN」で日比野克彦さんがこんなことを言っとった。 「文化としてサッカーをとらえる国民性がない限り、ただ単なる11人のピッチ上のプレーだけで終わってしまうんだったら、それは文化に根付かなくって、ただ単にスポーツで、ワ…

専門的な話をスラスラと読ませてしまう比喩の力 - 「生命の跳躍」

ニック・レーン「生命の跳躍――進化の10大発明」を読み終わりました。内容も面白かったんですが、比喩の使い方がとても興味深かったです。美しい比喩とはこういうことかと感じた本でした。内容について生物の進化における革命を10個選んで解説していった本。1…

ハイパーリンクの発想は欧米式のパラグラフライティングがベースにあるのかもしれない

加藤恭子「言葉でたたかう技術 日本的美質と雄弁力」という本を読んでいる中で思った話。「パラグラフ」の重要性著者の方が、戦後すぐにアメリカに留学した時の話で「パラグラフ」(段落)に関する話が印象に残りました。著者が、大学院で先生に徹底的に教え…

会議に効率性・生産性が必要でない時(「iモード」事件に学ぶ)

効率性や生産性をあえて求めない方が良い以前会議をなんとか効率化しようとして、会議関連の本をたくさん読み漁ったことがあります。しかし、最近よく考えることですが、会議に効率性や生産性をあえて求めない方が良い場面があると感じています。 効率性や生…

惚れ込むべきは商品でなく顧客、売っているのは商品ではなく解決策

表題の話は、「ハイパワー・マーケティング」という本に書いてあった内容です。他の本にも似たようなことは書いてありますし、言われてみれば当たり前の基本なんですが、ついつい忘れがちなので、改めてメモっておきたいと思います。愛着を持つべきなのは自…

ニッポンの押しつけの上をいくローカライズ―東京ガールズコレクション

ファッションにほとんど興味がない自分でも名前くらいは聞いたことがある「東京ガールズコレクション」。ファッションショーには興味がないんですが、たまたま「TGC北京に見る、ニッポン・ブランドをローカライズする重要性」という記事を見つけ、「ローカラ…

「全世界的に、同時に同じ情報と戦略をもってコミュニケートする」ことは日本でもできる?

表題の言葉は、伊藤美恵さんの「情熱がなければ伝わらない!アタッシェ・ドゥ・プレスという仕事」という著書で紹介されていました。フランスのアタッシェ・ドゥ・プレスの大物、シルヴィ・グランバックさんから言われた言葉です。 「マダム伊藤、私たちの仕…

新しいビジネスの出所は欧米ばかりではない―メキシコ発のキッザニア

「優れた企業は「日本流」」という本で貯蓄に関して面白い事例が紹介されていました。キッザニアという子供の職業体験パークでの話です。 キッザニア東京 キッザニアはメキシコが本場でアイデアを日本に輸入したそうですが、メキシコと日本では子供の反応が…

老舗企業こそ変化を恐れないのかもしれない(「百年続く企業の条件」より)

「百年続く企業の条件 老舗は変化を恐れない」の老舗に関するアンケート結果が面白かったです。これは、帝国データバンク資料館によるアンケートで、1912年までに創業、設立した企業の中から4000社を抽出し、814社から回答を得たものです。興味深かったのが…

組織における交換記憶とコミュニケーションのコツ

積読だった「急に売れ始めるにはワケがある」を読み終わりました。 ティッピング・ポイントを超えるための3つの原則(少数者の法則、粘りの要素、背景の力)については色んなところでも紹介されているので置いておいて、それとは別に面白かった「交換記憶」…

ミッションを取り戻すことの大変さと大切さ、仕事の意義付けの重要性(「9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの12の教え方」より)

ディズニーの人材育成の考え方と仕組みについての本。ほとんどは、アルバイトや新入社員など比較的経験の浅いメンバーに対する指導や育成の方法について。目次もこんな感じです。 育てる前に教える側の「足場」を固める 後輩との信頼関係を築く 後輩のコミュ…

第4回リベラルアーツ教育によるグローバルリーダ育成フォーラム「5000年史 Part. 3」のまとめ

5月21日に行われた「第4回リベラルアーツ教育によるグローバルリーダ育成フォーラム」のまとめです。 ※内容に間違い等があった場合はすべて私の責任です。念のため。 講演の概要講演者:ライフネット生命保険(株) 出口治明 代表取締役社長 講演タイトル:…

岡田武史さん講演まとめ

会社の人から岡田武史さんの講演会の席があるから行かないかと聞かれ、2つ返事で行ってきました。メモったことを備忘のためにまとめておきます。震災について自分に何ができるかということを考えて悩んでいた。車にサッカーボールと物資を積んで、協会の人と…

第3回リベラルアーツ教育によるグローバルリーダ育成フォーラム「5000年史 Part. 2」のまとめ

1月22日に行われた「第3回リベラルアーツ教育によるグローバルリーダ育成フォーラム」に参加してきました。非常に面白かったので覚え書きとしてまとめておきます(遅くなりましたが、、、)。 感想も色々あるので、そちらはまた別途分けて記事を書きたいと思…

東京IT飲み会&カヤックの柳澤さんの講演

東京IT飲み会に参加してきました。今回は5回目の参加。 受付したら乾杯の挨拶をお願いされてびっくりしたけど良い機会なので挨拶させて頂きました。 乾杯の挨拶で話した内容簡単な自己紹介の後にIT飲み会に対する想いを語ることにしました。 IT飲み会にはわ…

「ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘」の感想

■この本について 水木悦子・手塚 るみ子・赤塚 りえ子「ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘」 ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘作者: 水木悦子,手塚るみ子,赤塚りえ子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/02/10メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 1…

モンテディオ山形の小林監督とインドの開発マネージ

スーパーサッカー(2011年1月28日深夜)を見た。モンテディオの小林監督のインタビューがあって、その話が面白かった。以下、備忘も兼ねてまとめておこう。 ■失敗を大事にする 長所を伸ばす秘訣についての話。 自分の特徴を常にチャレンジさせるということが…

広田弘毅さんの生涯から学べること

■今回読んだ3冊 先日読んだ、城山三郎さんの「逆境を生きる」は非常に良い本でした。その中で、特に、広田弘毅元首相の話に感銘を受けました。城山さんが書かれた「落日燃ゆ」は大学の時に読んでいましたが、より深く広田さんのことについて知るため、関連書…

マルドゥック・スクランブル

序盤からいきなり少女買春とかレイプとか爆殺とかで始まって、 その後の戦闘シーンとかもかなりエグく、正直一巻目で止めようかと思ってました。 実際、作者の方もあとがきで次のように述べています。 「果たして、少女がのたうち回って苦しんだり、馬鹿げた…

働くということ

日本経済新聞社編「働くということ」を読了。 本の内容は、さまざまな人の働き方を紹介するものです。 それぞれの人の話は短く、2-3ページくらいでどんどん次の人に移っていきます。 新聞記事のシリーズを読んでいる感じでした。 それぞれの人の働き方の紹介…

オバマ政権と麻生太郎とツイッター

オバマ政権がインターネット大活用しているらしいです(日経の5/22朝刊で見ました)。 SNSのフェースブックに公式ページを解説したり、ユーチューブに演説や記者会見の映像を公開したり、フリッカーにプライベート写真を掲載したりしているらしいです。あと…

世界各国サッカーリーグ入場者数

日経で「Jリーグの理想と現実」っていう特集記事がスポーツ欄にのっとったんですが、これが結構面白いです。経営関連の話がメインで、サッカー雑誌であんまり普段出らんような内容が書いてありました。さすが日経に載っているだけありますな。 そこに載っと…

日本人って単一民族なんやろか

「日本に来て驚いたこと」っていうブログエントリーがあって、2ちゃんねるのスレッドが引用されとりましたが、そん中で気になったことがひとつ。 エントリー自体は、「好んで木の根を食べてること」っていう投稿に対して「はいはいゴボウねゴボウ」とか、「…

紅いもタルトで18億円

先日の牛の繁殖管理システムの記事の続きを読んでたら、こんな内容が。 農業や漁業に中小企業のものづくり技術や販売力を組み合わせる「農商工連携」の試みは、「地域経済の活性化に役立つ」(中小企業庁)として経済産業省と農林水産省も政策面で後押しして…

宮崎発?牛の繁殖管理システム

今日の日経を読んでいたら、全国の中小企業が地元の一次産業と組んで、仕事の効率化やら地域の活性化やらに取り組んでいるという記事が目に入りました。気になって詳細を読み始めたところ、いきなり宮崎の企業やったです!こら、要注目やと思って読んでいっ…

ワタクシの強みってなんでしょう?

最近、自分の強みって何だろうっていうことを考えるわけです。 というのも、今度自分は何をウリにして生きていくのかっていうところをそろそろ定めてそのへんを深めていきたいと思っちょるわけです。 そんなわけで気になっていたこんな本を読んでみました。…

とりあえず僕は元気です

ムンバイで大変なことになっているそうですが、 僕がいるチェンナイは特に何も起こっとらんです。 デカン高原(だっけ?)をはさんで真反対ですし。 そしてチェンナイは特に 会社の人々いわく、高級ホテルに泊まってたら危ないけど、 君がステイしとるような…

警告: 参照の解決中に予測しない例外が発生しました java.io.Unsuppo

Tomcatをインストールしたところ、うまく起動せず。。。 http://localhost:8080に接続してもブラウザがずっと読み込み中。。。 ポート番号を変えてみてもダメ。 コマンドプロンプトから起動してみたところ下記のようなエラーメッセージが。 警告: 参照の解決…

死と日常の中の危機―「夏の庭」「ポプラの秋」「春のオルガン」

夏、秋、春と四季で順にきているけん まるで某韓流ドラマみたいですが、 某冬ソナを見る時間があるならこの3冊を読めと言いたい。 3つとも良いけど、「夏の庭」と「ポプラの秋」は 小中高校生くらいに読むともっと良いと思う。 「春のオルガン」は思春期くら…