宮崎発?牛の繁殖管理システム

今日の日経を読んでいたら、全国の中小企業が地元の一次産業と組んで、仕事の効率化やら地域の活性化やらに取り組んでいるという記事が目に入りました。

気になって詳細を読み始めたところ、いきなり宮崎の企業やったです!こら、要注目やと思って読んでいったところ、牛の発情を見逃さないためのシステムを開発されよったとのことでした。

自分が今生業としているITの話と、一次産業の話をどっかでつなげたいと思っとるけん、こういう企業もあるんやなーと思って参考になりました。


詳細はこちらにも↓


 全国各地の中小企業が地元の農漁業と組み、生産効率化や自然再生事業に参入する動きが広がっている。宮崎の情報関連企業は農家と牛の繁殖を効率化できるシステムを開発。岡山県の建設会社は漁業関連団体と、地球温暖化の影響で浸食された砂浜の再生事業に乗り出した。低迷が続く地域経済の活性化だけでなく、海外市場の開拓にもつなげる。
 システム開発のコムテック(宮崎市、笹栗紘二会長)は、中小農家向けの新サービスを年内にも始める。牛は発情すると歩数が通常の5倍以上に増加する点に着目。牛の足に小型装置をつけ、インターネットを介して歩数解析するシステムを地元の農家の協力を得て開発した。農家は携帯電話のメールやファクスで牛の状態を即座に確認できる。
(NIKKEI NET:http://www.nikkei.co.jp/news/tento/20090520AT1S2000519052009.html)



あと、中小企業庁による『2009年元気なモノ作り中小企業300社』 にも選ばれとるみたいです。がんばって欲しいところです。


そんでちょろっとサイトを見てみたところ、トップページが思いのほかインパクト大でした。



お客様の声コーナーもあって、見てみると、「発情見逃しが無くなり受胎率も上がった」などのコメントが多数あって効果的そうなシステムです。こういう声と共に、「何かの雑誌の紹介を見て牛歩を知り、導入は木戸さんから。」やら「授精師が試されているようで嫌がっています」といったコメントも(おそらく)そのまま掲載されていて結構見ていておもしろいです。


こういうシステムをSaaS化したらどうなるんかなーと考えたりするのは職業病ですなー。Zoho Cow?Zoho 牛!みたいな(笑)


こういうがんばっちょらす地元の中小企業の方にZoho使って便利な機能を提供できんかなーと思う今日この頃です。Creatorでも勉強してなんか作ってみらないかんやろかい。